Legaci / Little Black Book

久しぶりにグループものを見つけました。Kamikaze Recordsというレーベルで、Executive ProducerがKurtis Katoという名前ですから、日系の方が創設したレーベルなんでしょうか。
2006年とクレジットにありますから、これはリシューのようです。

調べてみますとメンバー達、ベイエリア出身のアジア系4人組のようです。YouTubeには歴代の王道R&Bのビューティフルなカバーが一杯アップされていました。
なにせ、しっかりとコーラスがあり、リードも複数が奪い合うという求めるスタイルを踏襲。インディながらチープ感なしの楽曲といい文句なしです。
#9 “Ready For Love”から後半は怒濤のスロウ群。
#11 “First Time”はBabyface風のキーボードづかいに降参。それにBoyzIIMenを荒削りにしたリードが乗っかるんですから、もう腰砕け状態です。イントロのピアノの音色が琴線触れまくりな”Say I Do”はコーラスが美し過ぎ、ラストは涙腺も緩んできます。
Jodeciを彷彿させるような熱いボーカルワークが聴ける”Tell Me Why”がクライマックスか。

特別、個性の強いボーカリストは不在ですが、聞きやすい丁寧なボーカルで、どのメンバーも相当歌えます。世界で一番歌の上手い国がフィリピンと呼ばれていますから、アジア系アメリカンが抜群の歌唱力というのは納得。そういえばBoyz Of ParadizeやKaiなどもいたなぁ。
これは見つけモノ。グループ不毛の時代、もう我慢できない心境の中、とても嬉しいアルバムに出逢えました。

El DeBarge / Second Chance

El DeBargeのニューアルバムがまもなくリリースされるようです。
麻薬所持、家族虐待などの有罪実刑でカリフォルニア刑務所に2年間服役していたようです。
その後のリリースですので、このタイトルも自分の人生を照らし合わせたものでしょうか。
あまりにも美しいファルセット。こんな美声なのになぜに悪人?といった疑問がおありかもしれませんが、元来DeBargeは悪の巣窟とも揶揄されるくらい、メンバーはヤクに手を出しており、Chicoは6年服役しています。
Chicoは既に立ち直って昨年にアルバムAddictionをリリース。Elもその声を汚すことなく、また素晴らしい作品をリリースし続けて欲しいものです。

シングルカットこのナンバー、少し暗めのAメロからブリッジまでの展開が荘厳な感じで、DeBarge作品に通じるバラッドになっています。

Magoo / Magoo

フランスのファンクオタクPHILIPPE BOUTHEMYをフロントマンにした3人組ファンクユニットMagoo。
この度、DUが破格値セールを実施していたので購入した(笑)。セールしてなければ買っていなかっただろう。
でも買ってなかったら後悔する内容であったことを先に述べておこう。

ヨーロッパは昔からUSファンク、ディスコ好きが多いオタク文化であることは良く知られている。このPHILIPPE BOUTHEMYはさしずめフランスの角松敏生のような存在なのであろうか。
DUのコメントでは約8年もかけてアルバムづくりをしたという。うーむ、それはいいことなんだろうか。GUYの1stは1日で録り終えたというから、のんびりし過ぎ、もしくは才能がないのではないだろうか(爆)。いや後者は撤回、どのナンバーも素晴らしい。Jam&Lewis,Nick Martinelli,Kashif,Fred Petrus & Mauro MalavasiなどのNY系メロウファンクに突出した製作者が好きな方ならノックアウトもんであろう。もちろんフランス語によるナンバーなのだが、違和感はない。逆にミッドダンサーではフランス語の発音からくる独特のスノビズムを醸しだし、雰囲気があるのである。ラストのFunktimeは英語で歌われている。

所詮といったら語弊があるが、フランス人の白人さんである。黒さなんて求めてはならぬ。が、その反面、溢れる洗練度、白人青年ならではの軽快感とナィーブ感は筆舌に尽くし難い。おそらくあと10年もすればNY系ファンクのカルト盤としてレア化必至。是非、セールでお求めいただきたい(爆)。
配給元のBoogie-Timesがスペシャルな告知をしていたので、ご参考まで。

大阪・神戸・明石 2010 Vol.8 -「思い出」

朝霧駅からバスに乗り、明舞北センターで下車。
お盆だから?なにこの人のなさ。なぜか寂れた印象が。
変わらない風景なのに、あまりにも活気がない。
オレは明石市立松が丘小学校出身。(楽天の三木谷社長も同じ小学校です)
小学校を見たく、バス亭から歩いてみることに。
住んでいた明舞団地手前には松が丘公園がある。ここはなぜか動物王国になっている(笑)。
小学校の時と同じだ。壊されずそのままなのに感動した(笑)。なんどか塗り直ししてようだがトラのペイントが下手なんだが。

並びに松が丘古墳跡がある。このあたりは淡路を一望できるような古墳群だったのだ。団地を造るために沢山の古墳が潰されたらしい。
先祖の為にも、この町を明るく活気のあるものにして欲しいものだが、団地というのは人口減少、老朽化など問題多いようなので、再生するには余程の努力が必要なんだろう。
小学校変わらない筈なのに、小さく感じた。門の整備をしていたな。ホントに懐かしかった。
故郷のひとつが団地というのも、あじけのないものだが、それはそれでいい思い出の詰まった自分にとっては特別な場所なのであった。

大阪・神戸・明石 2010 Vol.7 -「朝霧駅」

小学校の時は明石市に住んでいた。幼少のころ約8年間は明石だったと思う。
何十年も訪れていなかった場所がどんなになっているのか気になっていたので、神戸からJRの普通に乗って、朝霧まで行ってみた。
その車窓から見る瀬戸内海、淡路島、塩屋あたりの風景はそのままだった。オレはいいところで育ったんだなぁとあらためて感慨深くなった。
朝霧駅は例の明石花火大会歩道橋事故があった場所。改札口を降りるとすぐそこにある。もちろん、オレがいたときにはなかったものだ。
思ったより、とても細い橋であった。こんな細い狭い橋で身動きできなくなるなんて。想像しただけでも怖い。警察や警備体制に問題があったようだが、その問題を自分達が無責任に認めていなかったことに憤りを感じる。幼い子供達がなくなっているというのに、責任感のない人間が、そもそも職務についていること自体が間違いだったのでは。万全を期することを何故、できなかったのか。あれから花火大会が行われていないようだが、できればいろんな体制をしっかりと整えた上で、地元のひとが楽しめる場所として再生してもらいたい。
降り立った場所での写真、当日写した以下のより素晴らしいのがwikiであった。